住まいを買おうと決心したら、入居するまでどういう流れになるのかを知っておくと、行動計画も立てやすく安心です。安心して不動産の取引をするために、知っておきたいポイントはたくさんあります。資金計画から始まり、住まい探しを始めてから、購入物件の売買契約を結び、実際に入居するまで流れを、5つのステップに分けてご説明します。満足度の高い住まい選びを実現させましょう。
マイホームを持つと決めると、夢ばかりが膨らむもの。でも、その夢を裏付けるようなしっかりとした資金計画がなければ、住宅ローンが将来、家計の大きな負担になってしまうかもしれません。
住宅ローンを利用する場合、いくら借りることができるかではなく、月々いくらの返済が無理のない金額かと検討したほうが良いでしょう。
住宅ローンの返済期間は長期になります。
返済途中で急にお金が必要になることもあります。
その場合でも対応できるよう、ゆとりある返済計画を立てましょう。
住宅ローンの返済シミュレーションのご相談にも弊社をご利用下さい。
資金計画が決まれば、次は物件探しです。
インターネット、広告等で探すのも一つの方法ですが、不動産会社へ訪問することにより、専門家としての意見もきけるかと思います。
“地域密着型”の不動産会社を利用するメリットは、なんといっても融通がききやすい点にあります。地元の地主さんと深く、濃い付き合いをして厚い信頼を得ているところが多いため、いろいろな面で相談に乗ってもらいやすいのです。
加えて、その不動産に関する情報量が豊富なので、より詳細な情報を得ることができます。大手の進出が著しいとはいえ、まだまだ地場での信頼関係がものを言うのが不動産の世界なんです。
物件探しの醍醐味は“地域密着型”の不動産会社にあり、と言えるでしょう。
その場所で生活をするために必要な環境(スーパー・学校・医療・通勤時間帯の道路の混み具合・駅・バス停等)も含めて物件を見ることをお勧めします。
中古物件を見学する場合には、陽当たり・家具が運び込めるかどうか・壁紙の汚れ・水まわり・お風呂場・部屋の機密性・家の外側の基礎部分などが主なチェック項目になります。売主様が居住中の場合は見学マナーに配慮しましょう。
写真を撮るときは了解を得てからにし、ちょっとでも気になったことは質問をしてみましょう。
重要事項の説明を受け、契約条件について買い主・売り主双方が合意したら、売買契約を締結します。
いったん契約を締結すると、簡単に解除することはできませんので、事前に契約内容を十分に確認することが重要です。
不動産会社にも説明義務などが課されていますが、最終的に契約は、「自己責任」で締結するものであることをしっかりと理解してください。
売買契約書の内容も大事ですが、同様に重要事項説明書も大事なります。
どのような不動産なのかを理解したうえで契約締結をしましょう。
司法書士立会いのもと、代金の支払い、名義変更を行います。
その際、売買代金の他に諸経費がかかります。
不動産会社に事前に諸経費算出してもらい、金額を確認したうえで最後の手続きを迎えましょう。
中古住宅の場合には、引き渡し日までに売り主または不動産会社の立ち会いのもと、現場の確認をするケースもあります。約束した修理等は完了しているか、引き継ぐ予定の付帯設備があるかなど、契約条件に沿った状態であるかをしっかり確認しましょう。